お知らせ

秋季大会セブンス

新チームになっての初めての公式戦。『セブンス』という慣れない形式での公式戦。
1年生も半分がメンバー入りしての試合。練習試合では味わえない緊張感。色々な思いが気持ちを高ぶらせ、練習にも熱が入る。1週間ほど、セブンスのポイントを選手と確認し当日の試合に臨んだ。1 回戦は合同チーム。始めは緊張していた選手も、試合が始まれば動きも良くなりゲームを楽しむ余裕さえも感じさせるほどリラックスしてプレーしていた。結果 は58対0で完勝!次の相手は伏見工業。セブンスとはいえ、こんなに早くに公式戦で伏見工業と戦えるとは思ってもいなっかた。指導者としては嬉しい限り だった。試合前の選手は、伏見戦の前に感じる独特な雰囲気に呑まれている様子。声も少なく、動きも極端に鈍い。「楽しんで来い!」と声を掛けても反応も悪 い。嫌な予感がした。特に経験の無い1年生はロボットのような状態。こうなれば開き直るしかないのだが、その経験も彼らには無い。案の定、自らのミスで直 ぐに先取点を取られ、2トライ目もすぐさま取られる最悪のスタートとなった。この底なし沼の状態から脱出するには、彼らはあまりにも力も経験も無さ過ぎ た。結果は5対24で完敗。「あー負けた・・・」そんな顔をしてはいるものの、力も何も出せないまま負ける事の不甲斐無さを痛感している様子はない。こん な負け方をする自分を、選ばれた選手自身が許してはならない。負けたことよりも、その悔しさを感じられないことは不幸なこと。成章では負けたからといって 走らせるようなことは滅多に無い。でも、この『負けた状態』を放置することは出来なかった。
直ぐに学校に戻り練習をした。練習といってもランパスのみ。2時間半走り続けた。

本数で100本。70本を過ぎたあたりから彼らは気持ちが爆発してきた。緊張、不安に負けた自分への怒り、選ばれた選手としての責任感。80本を越えたあたりから彼らは仲間の為に走ろうと言い出した。そして全員が涙を流しながら走っていた。怪我で水を用意している選手も一緒に泣いていた。もう何も言う必要はなかった。『ゲームを楽しむ』ということは力を出し切ること・・・結果も大切だが、それ以上にベストを尽くすことが大切だと彼らは気付いてくれた。緊張 感のあるゲームで自分達の持っている力を出し切ることが、如何に大切で難しいかということを彼らは確認できた。
今日の負けは、価値ある負けとなった。
今年のチームはまだまだ未熟。ただ、今からの成長率は過去に無いものになる予感がするチーム。楽しみです。どうか新チームの活躍・成長を楽しみにして頂きたい。応援をどうかお願いします。

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